蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第327章 涼やかな風.美しき優しい華(花)たちへ 恋人達編 3
潤「何で…?」
雅紀「何で?って、俺が主導権を握っても良いって事になっちゃうよ?」
潤「… 分かってるよォ… 今の、今まで、俺を好き勝手に、いじり回してたくせにっ。今更やめるとか…意地悪すんなよォ」
予想外のセリフ…
(可愛い…可愛い…)
綺麗な瞳に、 涙の雫を浮かべて、小刻みに震えながら…恥ずかしさに耐えているんだよね?ジュン
雅紀「ゴメンね。意地悪して。ジュン、愛しているよ…」
愛を伝えると、右の瞳からこぼれ落ちた涙
それを、俺は唇で吸い取って… 目元、鼻先、耳たぶ
そして… ジュンの、魅惑的な唇に軽くキスを落として
雅紀「優しくするから…」
俺は、もう一度、ジュンの唇に… さっきよりも 濃厚なキスをしたんだ…