蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第327章 涼やかな風.美しき優しい華(花)たちへ 恋人達編 3
雅紀&潤
雅紀『お互いに触り合いっこ、とかしてさ。先に声を出した方が、抱かれるって言う事でOK?』
俺としては、ジュンを可愛いがって、メチャクチャ気持ち良くしてあげたいって
思ってんだけど
ジュンの性格とか、思いとか考えるとね?尊重してあげたいっていうか…
潤「ンつ」(極微力な声)
雅紀(ジュン… 今のは確かに、声って言うには、小っちゃいけど、でもね…少し前から潤の手、止まりかけてんの分かってんのかな?)
体制だってさ、初めはお互い横になって向かい合って、お互いの印を擦り合っこしてたのに…
ジュン、仰向けの態勢で横たわって…
雅紀(フゥ)
ジュンの右耳に、フゥって息を
潤(うっ、ん)
ジュンは、耳が弱いんだね?
俺に、負けないって手を動かしてたジュンが…
感じ易い場所見つけなきゃ。と思って、フゥって 耳に息を吹きかけた途端
潤『ひぃっ』
って、小刻みに震え、凄い良い表情で 感じた。っていう表情したんだよね
ジュンが、仰向けになったからチャンスとばかりに
俺、ジュンの右側に、左肘を付いて上体を起こして
右手でね、潤の印を、チョット早めにシュッシュッって擦って…
雅紀「ジュン?どうした?」
攻め立てるばかりじゃなくて、チョっと手を止めたら、どんな反応すんだろう?
って思ったんだよね
潤「…」
可哀想だけどね… 涙目で恨めしそうに俺を軽く睨んでるけど
(ジュン…その表情… 何で止めるんだよ?って、いう風にしか見えないよ?)