第325章 涼やかな風.美しき優しい華(花)たちへ 恋人達編 1

　潤(きちんと目を見て 『好きだよ』って言ってくれて…って撤回!)


潤「今…何て言った？」

　
　『好きだよ』って、告白しあって、キス…

　ラグに、横たえられて…　？


雅紀「優しくするね？」


潤「は？ま、待てよ! 俺が下… とか、あり得ないだろ？」

雅紀「そうかな？俺だって、下…とか、あり得ないしな… じゃあさ…」

　何でそんな展開になっちゃってんだよ？オマケに…

　マサキにぃが


雅紀「お互いに触り合いっこ、とかしてさ。先に声を出した方が、抱かれるって言う事でOK？」


潤「…分かった」


　ジュンが、大人しく抱かれると思って無かったけどさ… 初めてがラグの上とかさ…

　(それこそね？あり得ないしね)

雅紀「ジュン、初めてがラグの上なんてさ。ちゃんと、ベッド行こうか？」


ナンか…ジュン、緊張しちゃったのかな ？

　うん


　返事の代わりにね、うんって頷いたんだ…