蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第325章 涼やかな風.美しき優しい華(花)たちへ 恋人達編 1
雅紀&潤
翔が 部屋に帰った後
雅紀(…)
潤(…)
雅紀. 潤(俺達の間に、凄い微妙な空気が流れてる。ソファーに 横並びに座って 、横目でね、互いの姿をチラチラ見てるのが互いに感じられるし
潤(鼓動がドクンドクンという表現ってさ、大げさじゃね?って思ってたのに… 嘘じゃなく本当に雅紀にぃの、ドクンドクンが 聞こえて…)
雅紀(潤の鼓動ドクンドクンって… それに加えて、俺の鼓動もやけにリアルに聞こえて… そうだよね?潤の性格じゃあね?俺から動き出さなきゃだよね)
雅紀「ジュン、翔に『違わないよ!』 って、ハモリて返したけど…それって 脈アリって事だよね?」
潤 「そうなんじゃねぇの? ん、な事聞くなよな。察しろよ!」
雅紀((笑)ジュンだねぇ。 全くもって、素直じゃないんだから。ま、そこが可愛いとか思っちゃってるんだけどさ)
雅紀「ジュン、俺の方向いて?俺、ジュンが好きだよ」
潤 (マサキにぃ、こんな俺みたいな素直じゃない奴。どこがって? 信じらんないよ。 なんか、恥ずかしい。とか、色んな感情で、ガチガチになっている俺の心を、ほぐしてくれながら、きちんと目を見て 『好きだよ』って言ってくれて)
潤「俺も、マサキにぃが好きだよ」