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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第314章 涼やかな風.美しき優しい華(花)たちへ9


 和也side

 本当にね、この学校で翔センセに再会した時、涙が出るほど嬉しかったんだよ?

 でもさ

璃子『間違い無くこれも、櫻井くんが任されて作ったものだけど… 和也が自分の誕生日にチーズケーキを買って来た日と、今日は… 自分で買って食べた時も… 味のクオリティは変わらないの…』

 智side

 翔センセにさ、学校で再会出来る。とか思ってなかったからさ、もう涙出るほど嬉しかったよね

 でもさ

朱莉『櫻井くん、相変わらず味は最高に美味しいわ。けど… 智が、気まぐれ起こして買って来たチョコレートケーキと味のクオリティは変わらないのに…今日は、この前も…』


 和也.智『出る杭は打たれる』

和也「俺が二度目に、翔センセのバイト先でケーキを買ったの。去年の11月ですけど、覚えてますか?」

智「オイラは、今度は、自分の誕生日にケーキを買って。翔センセのバイト先に。覚えていますか?」

翔「ええ。お二人のことは覚えてますよ」


 智. 和也(ゴメンね。翔センセ。きっと、この事は翔センセを追い詰めてんだよね?(オイラ(俺))


和也.智「姉ちゃんがそう言ったから。きっと、翔センセの才能に嫉妬したオーナーが、ケーキ作りをさせつつ、デコレーションとか、見た目とか?『自分の作っている物を踏襲しろ。その枠からはみ出してオリジナリティなんぞ出すな』って言われたんだろうなって…」

翔「そんな事もありましたかね?忘れちゃいました…」

 
 和也(翔センセ。心が痛いよ… だって敬語とかさ。もう、急に距離が遠のいたって言うか… 悲しいよ… オマケに大野さんの心の嘆きまで聞こえて来てんの)
 
 智(翔センセ。その事に触れてくれるな。って 感じで、急に敬語とかさ。二宮くんの嘆きも聞こえるしさ。そして…この学校でもさ)



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