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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第298章 ぼくたちみらいのしゅーぱーしゅたー 13


 翔と和也と智side

 の部屋 ソファに並んで座っている


和也「ごめんね翔ちゃん。そうだよね?再会したとき、いつも人の顔色を見て動いてるな。って感じてたのに… ポヨポヨ可愛いって僕たち言い過ぎたよね」

智「いつのまにか、翔ちゃんが作り上げたキャラを… じゃない、オイラたちがポヨポヨって、言い過ぎたキャラを演じさせてたんだよね」

翔「別に… ポヨポヨしている櫻井翔を、苦しいって思ってきたわけじゃないし… それよりも。ボロが出るとかまだまだだね?ぼくの演技力も」


 翔ちゃんの投げやりな感じがさ、諦めたっていうような… 少し、微笑みを湛えた寂しそうな表情が痛々しくて



 智「翔ちゃん、そんな風に言わないでよ?これから、本当の翔ちゃんをさらけ出せるように 。オイラ受け止められるような器の大きい男になるからさ」

翔「本当の自分を見せたって、違う悪い顔を見せたって、関心を示さなかったじゃない…(パパとママは…)」

 
 切なかった… 翔ちゃんの悲しみ


和也「これまで、どれだけ心の中で涙してきたの?翔ちゃん… 今はね?本当に受け止めるって言っても、信じられないかもしれないけどさ。少しずつでも信用してもらえるように努力するから」


 ぼくだって人信用したいよ。できるならね?けど、カズくんと、サトシくんなら…


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