蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第297章 ぼくたちみらいのしゅーぱーしゅたー 12
雅紀と潤side
雅紀の部屋 ソファに並んで座っている
潤「翔くん大丈夫かな?」
雅紀「な?カズちゃんとサトちゃんが助けてあげるよ
潤「キャラか… マァちゃんが可愛いキャラなのと、同じように 翔ちゃんは、ボクたちの前ではポヨポヨキャラを、演じてたんだね」
雅紀「そう見える?ジュンちゃんはそのまんまだからね。可愛いキャラ」
潤「ボク可愛いキャラじゃないよ」
雅紀「ぼくにはそう見える。って、言うことで。ジュンちゃんを 守らなきゃいけないからね。ジュンゃんの前で本当のぼくを見せるんだ」
潤「保育園の時はボクがマァちゃんを助けてたのに…」
雅紀(そりゃ、好きな子に守られているなんてさ、男としてねダメじゃん?大きくなったらぼくジュンちゃんを守るって決めて、体だってきたえたんだから)
潤(ボクは、なかなか人に甘えられないの。でもマァちゃんになら、素直な自分を見せられるような気がする)
マァちゃんに甘えちゃおうかな… なんて考えちゃったんだ
潤「意外と頑固だから翔くん… 大丈夫だよね?」
雅紀「うん。サトちゃんとカズちゃんが感づいて無いはずないもん。翔ちゃん全部吐き出せるといいな…」
あ、ナンか空気変わった…
雅紀「ジュンちゃんには本当のぼくを見せる。って、ジュンちゃんもぼくに見せて?ってことだからね?ぼくの言う『好き』は、お付き合いしてほしいの『好き』だからね?」
潤「マァちゃん… には甘えようか?ナンてさっき考えちゃったんだ… ボクの言う『好き』も、お付き合いしてほしいの『好き』?かな?」
チュッ
雅紀「はぁ、ドキドキする。ファーストキスしちゃったね」
潤「はぁ、ドキドキする。ファーストキスしちゃったね」
ボクたちは思いが通じ合ったよ?カズくんと、サトシくんの思いが翔くんに届きますように…
ぼくたちは素直に思いを伝え合ったよ?翔ちゃん、カズちゃんと、サトちゃんへの思いをかくさないでね…
ぼくは左手で、ジュンちゃんの右手を握って
ボクは右手で、マァちゃんの左手を握って
少し長目のセカンドキスを交わしたんだ…