蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第272章 追憶のキミ 恋人達編1
-現代-
俺達(オイラ)達からしたら長い長い三日間だった
やっと翔ちゃんが目覚めたんだ
と同時に、俺達5人に、ある変化が起きたんだけど
それを話しようかな
潤side
-科学準備室-
何で?こんな事になったんだ?翔くんが目覚めたのは嬉しいよ
翔『長い長い夢を見てた…』
そう話した翔くん。その夢を、どうやら、俺だけではなく
二宮先生と、大野さん。そして相葉も 見たと言うか…
思い出したと言うか
雅紀side
雅紀「松本センセというか。400年前の潤の願いは、(雅紀様より年上だったら…) だったんだよね?その夢が、こうして長い時を経て叶ったなんてさ。凄いロマンチックだよね?俺達… 俺と、松本センセ。翔ちゃんと二宮センセと大野さんってさ。夢で見た5人の生まれ変わりって事だよね?」
潤(…)
松本センセと、俺が中々、距離縮められなかったのって
松本センセの中で残ってた(俺にも残ってた)。400年前の、雅紀への思いが残ってたからで…
苦手とかじゃなくて… 思慕
俺はもう、自分を偽ったりなんかしないんだ
雅紀「俺達が、ギクシャクしてたのは、苦手… とかじゃない。400年前のあの日、雅紀は、国を治める為。子孫を残すため他の女性と…」
潤side
もう俺も、自分の思いを偽る事が出来なくなってた
潤「400年前のあの日、雅紀様を守る事が出来なくて、苦しくて。他の女性と結ばれたのが苦しくて…」
雅紀「けれど… 互いに、惹かれあっていた雅紀と、潤は隠れて逢瀬を続けていたんだ」
潤「は?何付けたしてんだ?相葉…」