蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第269章 追憶のキミ 32
翔と和也
和也「翔若様… 私より、智殿に心の中をさらけ出すとは… 私が幼く頼りないから。と分かっております。翔若様を私がお守り致します。翔若様… 私は貴方様を… 私を信じて付いて来て下さいますか?」
翔「和也… その様に言ってくれて… 私は幸せ者だ。私も、そなたを守る」
(又嬉しそうに… なんとも素直過ぎる… 若様で… 翔若様は)
翔と智
翔「そう、和也が言ってくれたのだ!」
(又嬉しそうに… なんとも素直過ぎる… 若君で… 翔若君様は)
智(和也殿… 宣戦布告して来たな…)
智「そうか… 翔若君、良かったな。私も貴方様に伝えたい事がある。私は、貴方様をお守り致します。翔若君… 私は貴方様を… 私を信じて付いて下さいますか?」
翔「智殿… その様に言ってくれて… 私は幸せ者だ。私も、そなたを守る」
和也と智
和也「智殿… 貴方様に『守る』と言われたと。翔様が… 嬉しそうに申しされて。宣戦布告?と言う事で宜しいのですね?」
智「和也殿… 貴方が『守る』と言ってくれたと。翔若君は… 嬉しそうに報告して来られだぞ… 私も。宣戦布告承った」
和也(智殿… やはり、宣戦布告を返して来たな)
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現代
翔side
長い長い夢から急に…
本当に不思議な夢…
自分の 思いの外に
和也と、智殿と、雅紀様と、潤の…
思いも伝わって来て…
夢というより、この時の思いが今?
私と、二宮さん、大野さん?
雅紀と、松本先生?
そんな事思った瞬間、再び意識が夢に戻されて
そして… そうか… だから俺達5人は…
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和也「翔若様っ」
智「翔若君っ」
雅紀「翔の若君っ」
潤「翔若様っ」
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翔ちゃん(くん)が、不思議な夢を見ている頃
俺(オイラ)達も感じていたんだ…