第259章 追憶のキミ 22

　雅紀side

雅紀「翔ちゃん!」

　俺は、離れた所から叫ぶ事しか出来なくて… けどっ。音声だけは残すんだって、必死で…

　俺は冷静に周りを見れなくて…

　でも、気付いたら松本センセが俺の方に来て

潤「相葉。音声残せて偉かったな」

　って、肩を抱いてくれたのが嬉しかったんだ…


　潤side

　俺の出来る事は… 必死に、携帯のカメラで、動画でヤツの行動を、撮影して

　二宮先生が、ヤツがお客様を押す瞬間、必死にヤツの腕を取り、自分の方引っ張って。そのおかげか… 結果ぶつかって、翔くんは落ちてしまったけれど、お客様はなんとか階段に落ちるのを阻止する事が出来て

潤『相葉。音声残せて偉かったな』

　ショックを受けている、相葉を落ち着かせてあげる事…


　智side
　
　翔ちゃんが…

　防御の為作られた階段は。角度が半端なくて60何度とか？なんだよ

　そんな所から落ちたら、絶対ただじゃ済まないはず

　階段を… 数歩でも上へ登って

　オイラは少しでも、衝撃を和らげてあげたくて…
　
　(翔ちゃんを受け止めるっ)

-ドサッ-
　
　(良かった…無事に受け止めることが出来た…)


和也「翔ちゃん!」

智「翔ちゃん!」

雅紀「翔ちゃん!」

潤「翔くん!」