蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第258章 追憶のキミ 21
智side
「アンタの親方に仕事サボってるって、報告しますよ」
って言ったから
智「休憩中ですから」
そう答えた時、流石に、ムッてし掛けたけど… こいつ、オイラ達の動きを見て、翔ちゃんを守る様に動いてんのが分かったんだろうね?
翔「お客様、大変すみませんでした。どうぞ当初のグループ分けした通りに、誘導し直しますから。落ち着いて順番にお願いします」
翔ちゃんが、先輩さんの?オイラへの態度の悪さに怒ってくれたの感じたんだ
指示を翔ちゃんが出したから…
和也side
大野さんは、一足先に階段を降り始めて…
翔ちゃんの先輩にムッてしたのとは別…
何か感じたんだうね?
翔ちゃんが
翔「グループ分けします」
って言ったのに、浮き足立って入るお客様
仕事放棄をしているヤツに代わって
他の一般のお客様たちを宥めて
相葉は、流石。察したのか、生徒達を宥めてくれてる
松本センセも同じ。二人のお客様を宥めて
俺は、 気付いたら翔ちゃんの方に向かおうとしてた…
けど、次の瞬間…
「すみませんでした。では、最初にお二方からどうぞ」
コイツっ
和也「止めろ!」
二人のお客様を、階段の所に誘導したヤツに…
思わず、叫びながら、俺は…
松本センセも流石。スマートフォンのカメラでさ
相葉も… 音声を残そうとしてる
階段の傍に近付くと、大野さんの方に… 目線を向けると、キッとした表情で、上を見つめていて…
「ソノトキガキタ!」
の声…
次の瞬間
-ドン!-
和也.智.雅紀.潤(お客様を押すなんて… 何て事するんだ…)
雅紀(翔ちゃんを… 落とすのが目的だったの?許せないっ。その為に関係のない方達を巻き込んで…)
潤(お客様もろとも… 翔くんを…)