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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第256章 追憶のキミ 19


 雅紀side

 翔ちゃんが天守閣に来て…

 良く考えたら翔ちゃんは、仕事中で。俺は、学生。一般のお客様もいるしさ。俺が翔ちゃんの傍にくっ付いているのって…

翔「雅紀?何を警戒しているの?いつもとは違う… 俺の事思ってくれてるの?嬉しいけど…」

雅紀「ごめん。翔ちゃん。俺とかと… 翔ちゃんから話掛けたりって、あんま良く無いんでしょ?」

 翔ちゃんの事を、あの先輩が… ジって

翔「まあね… けど、天守閣に二宮さん、大野さん、松本さん、雅紀… 4人揃った瞬間さ。空気感が、ハッキリいって不自然なんだもん… 警戒もするよ…」


 もう。俺達4人して… 翔ちゃんの不安煽ってさ何してるんだよ?

 だから… 不自然に見え無い様に… 翔ちゃんが誰かに何か言われたらヤダなって


 チョッと距離を置いたんだ



 潤side

 翔くんと、相葉の会話が聞こえて来て…

 今は、他のお客様には気付かれて無いけど…

翔「松本さん、今日は雅紀とか、生徒がいるから、色々目配りとか大変ですね?」

潤「いえ…」

俺、反って翔くんに気を使わせてしまった

翔「今日は… 何か心に引っ掛かってる事でもあるんですか?」


 俺ら4人の行動の不自然さ… 翔くんにはバレてたみたいだ

  一方で

 あれ?翔くん… 俺の事、認識してくれてるって事?だって相葉の話だとさ?

 俺の事、認識してくれてるんだ… 相葉… 憧れの人って言ってたっけ…

 バカな事さ思ってたんだ…

 

 --

 けど…

 そんな空気が一変して

 警戒していたのに…




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