第255章 追憶のキミ 18

　智side

　翔ちゃんの仕事振りには、いつも感心させられてんのオイラ

　今も、巡回中みたいなんだけどさ

翔「大野さん、凄いいつも丁寧に漆喰を塗ってらして、お城も喜びますね」

智「ありがとう…」

　オイラ、嬉しくて… チョッっと言葉になんなかったんだけど

翔「仕事のクオリティは、変わらないんですよ？けど… 今日は… 何か心に引っ掛かってる事でもあるんですか？」

　いつも通りに、仕事してるつもりだったけど… 翔ちゃんには…

バレてたみたいだ

　オマケにね… 天守閣にオイラが休憩とはいえさ… 俺達4人の空気感が、ハッキリいって不自然なんだよ？… 警戒もするよね？

　一方で

　あれ？翔ちゃん… オイラの事、認識してくれてるって事？だって相葉くんの話だとさ？

　オイラの事、認識してくれてるなら嬉しいな。って思っちゃってたんだ…

　
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　けど…

　そんな空気が一変して

　警戒していたのに…