蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第255章 追憶のキミ 18
雅紀に良く
雅紀「翔ちゃん?気を付けてね?危ないって感じたら直ぐ俺に言ってね?」
って耳にタコ、って位言われてさ。そんなに危険な事ばっかり起きる訳無いでしょ?
って思ってだけど… 今日は… 何かが違ってて…
自分に危険が… って事もあるけど、雅紀… 二宮さん、大野さん、松本さん… 城内… イヤ… 公園内に… いらっしゃるお客様。全員に…
誰に危険が迫ってるのか… 心して警備に当たろうって
(2時間の見学時間がもうすぐ終わるから、それまでは何もなきゃいいけど…)
って思ってた所に…
『櫻井、天守閣に警備のヘルプに入ってくれ』
って連絡が…
和也side
翔ちゃんが、天守閣に登って来て… 俺達4人。生徒達や、一般のお客様に
バレないよう、不安与えないよう
俺はさり気なーく、録音しようと、周りを見てますよ。ってテイで
スイッチを押したんだけどね?
翔「二宮さん?楽しんでらっしやいますか?先生の立場で見てるからですかね?いつもと違って、厳しい表情なさって…」
和也「ごめんなさい。気に掛けて頂いて… 」
翔ちゃん、警戒心を強めちゃったみたい…
そりゃね… 天守閣に大野さんが登って来てさ… 俺達4人の空気感が、ハッキリいって不自然なんだもん… 警戒もするよね?
一方で…
あれ?翔ちゃん… 俺の事、認識してくれてるって事?だって相葉の話だとさ?
俺の事、認識してくれてるなら嬉しいな。って思っちゃってたんだ…
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けど…
そんな空気が一変して
警戒していたのに…