第26章 Twin ray 3

　☆☆国

　◇◇国にマサキが、使者の務めを果たしている頃


「ショウ!」

　ショウ「…… 兄上《ジュン王子》」

　ジュン「今日こそ、ショウに聞いてほしい話がある!」

　ショウ「国として、父上…… が…… 兄上第１とお考えになるのは……」

　私はその事を、とやかく言うつもりは、サラサラ無いというのに

　ジュン「今日だけは譲れない…… 側近達の『|自分達《支える人.権利等》が大事』な話より、私の…… 父上の想いを聞いてくれ!」

　いつもなら、寂しそうな表情一瞬して諦めるのに……

　ショウ「分かりました……」

　その日…… 何故話を聞こうと思ったのか？　


　これが

『運命』

　というものなのだろうか？　


《ヤッパリネ

　アクションヲサ

　オコシテモ

　ナニモカララズ

　ナニモオコラズ》


《オモテデネ

　ガンバッテル

　イウケドサ

　ウラデムジカク

　オモッテナイヨネ》


　ずっと……

　ウガッタミカタシカ

　シテコナカッタ

　私は

　けど……