• テキストサイズ

蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第190章 エースの涙17


 翔「この前の、合同練習の時のビデオ編集してみたんだ」

 和也「櫻井先輩。時々聞こえた、カチャカチャって音。これを編集してたんですか?」

 雅紀「凄い……」

 智「一人一人、特徴とか色んなデータが分かりやすくまとめられてる」

 潤「翔、時々他の高校にも偵察…… いや見学に出向いてたけど…… それもまとめたのか?」

 翔「はい。野球やめようかな? とか…… 俺の出来る事は何だろう? って考えて…… やっぱ野球から離れるなんて出来なくて……」

 雅紀「翔ちゃん。翔ちゃんがマネージャーとしてでも、野球部に残ってくれたらさ、皆喜ぶよ」

 雅紀(俺ね。嬉しかった。翔ちゃんが悩み抜いて 出した結論。これからも翔ちゃんと一緒に野球が出来るんだって思ったら俺……)

 潤「翔…… ありがとう。これからも宜しくな」


 和也「本当に良かった。櫻井先輩とまた一緒に野球が出来るね」

 智「オイラもっと、野球の事勉強して、櫻井先輩に喜んでもらえるように頑張る」


 今はまだ、その笑顔の中に、一抹の寂しさを見せている櫻井先輩

 俺と大野さん、きっと同じ気持ちだよね? 

 櫻井先輩が、心から又笑える日が来る様にって

 強く願ったんだ


 マネージャーとしての、櫻井先輩がマタさ…… 凄いオチャメなんだけど……













/ 1063ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp