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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第147章 夢でしか逢えない 恋人達編2


 智の家.リビング

 翔「月曜日…… 急に帰ってごめんなさい。お母さん、伯母さんの家に現れたって連絡来て…… 何で今頃…… 13年会ってもくれなかったくせに……」

 ソファーに座って貰って、コーヒーを入れてオイラが腰を落ち着けた途端

 智くんの家に着いてから、一言も話さない翔ちゃんが心配で、何て声掛ようって思ってた

 和也.智 「お母さんは何て?」

 翔ちゃんの気持ちが落ち着く様に。とことん話を聞いてあげようって

 翔「オカシイよ。僕に一目でも会っちゃったら、二人で暮らすだけの色んな準備が出来なくなるから。中途半端な状態で暮らしても…… って。意味分かんない。僕貧乏でも良かったのにっ。皆が言う様に、もう帰って来ないんだ。そう思う事で僕は僕を保ってたのに…… 今さら酷いよ……」

 翔ちゃんの気持ちが、痛い程伝わってきたんだ

 お母さんの想いも……

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