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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第677章 涼やかな風.美しき優しい華(花)たちへ 2 恋人達編3


雅紀「ゴメンね。怖がらせて。後でゆっくり文句も受け付ける。気が済むまで叩いていいから…… ジュン」

 そう言ってまた。


 ペロッ。

 舌を這わせたんだ……


 ウソツキ……いつも、それ言ってさ……


 潤「優しくするって、ウソばっかぁ」

文句言ったのに。

 ペロッ。

 舌を這わせて来たんだ……



 ウソツキ……優しくするって言ったクセに……

 いつもの、穏やかなマサキにぃは、どこ行っちゃったの? って言うくらい俺の事……

 攻めて来てさ……

 蕾……しつこく舐められて、溶かされて。怖くて…… 申し訳ない気持ちになっちゃって。って……だってそんなトコっ。


 なのにいつのまにか

(気持ちいい……)

 しか考えられなくなって……



 マサキにぃに、マサキにぃの印を蕾に穿つわれて……


 潤「あっ、あっ……かっ顔見ないで……」


 雅紀「綺麗なジュンを見てたいんだ……両手俺の背中に回して?ジュン」


 マサキにぃの、綺麗な瞳に見つめられて。なんか安心しちゃって…… おずおずと手を背中に回すと、マサキにぃは優しく微笑んで……



 パン パン……

 グチュ グチュ……


 潤「いやぁ」

 穿つ音が……マサキにぃに聞かれちゃう……

 潤「ヤダぁ」

 感じている声も……マサキにぃに聞かれちゃう……


 潤「あっ、あぁん」

 聴覚に訴えて来て……マサキにぃに……


 潤「ヤダぁ」


 止まれなくて……

 凄い気持ち良くて……


 雅紀「好きだ……好きなんだ……ジュン」

 囁いてくれて。 瞑ってた瞳を開けると。


 マサキにぃの右目から綺麗な涙をスーって。


 俺の左目からもスーって涙が溢れてきて。

 チュッ。

 その涙の雫をにぃは唇で吸い取ってくれて。

 潤「俺もマサキにぃ……好き」



 そう微笑むと…… 微笑み返してくれて。


 そこからは、気持ちが穏やかに……




 








































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