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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第676章 涼やかな風.美しき優しい華(花)たちへ 2 恋人達編2


 ギュッ

 俺の背中に両手を回し、抱きついて来て

雅紀「ジュンっ」

 初めてだったんだ。 愛し合いながら、ジュンの方から積極的に 抱き付いて来てくれたの。


 俺はジュンが愛しくて。


潤「俺にも、マサキにぃを助けて、守る力を下さい」

雅紀「 残念だねジュン。その願い叶わないかな」

潤「何でっ」

 俺に抱き付きながら静かに涙してるジュンに。

雅紀「ジュン大丈夫だよ。落ち着いて?」

 そう言って。

 両瞼にキス……

雅紀「ジュンは」


 鼻の頭にキス……

雅紀「俺の暴走を止められる」

潤「マサキにぃっ」

 両頬にキス……

雅紀「唯一の人じゃん」


潤「キスしながらとかっ」


 両耳にキスして……

 フーっ。

雅紀「 テンション上がりすぎて、失敗しそうになった時」


潤「耳やぁ、息掛けんなよぉ」

 唇にキスを落としながら……


雅紀「俺を助ける事が出来て。 守る事が出来るのは、ジュンだけじゃん」


 涙目になりながら、俺を見つめてるジュン。

雅紀「 俺の事を、ジュンも子供の頃から助けて守ってるって事」

潤「そっか……」

雅紀「そうだよ」

 フフっ。

 二人して照れ笑いしながら。


雅紀「ねぇジュン。愛していい?」

 ボッ。

 もう。途端に真っ赤に頬を染めるんだからな。 可愛いって言われるの嫌だ。って言うけどさ。

 ジュン可愛い過ぎだって。


 OKという事で。

 チュッ。


潤「んっ」


 キスしただけなのに……ジュンの色っぽい声音に、俺の体温はグンってあがって……

雅「ジュン。愛してるよ」


潤「マサキにぃ。お、俺も愛してるっ」

 不器用なジュンの愛してるが嬉しくて涙が出ちゃったんだ。
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