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きつねづき ~番外編~

第18章 覚悟


数日後。安土城大広間。

「ご心配を、おかけしました」

軍議の場で光秀とさえりは頭を下げた。

まだ本調子では無いものの、二人の無事な姿を見た武将達は安堵の表情を浮かべ、良かったと口々に言う。

「近い内に快気祝いをしてやる。それまでしっかり回復しておけ」

「はい。ありがとうございます」

「食べたい物があれば言えよ」

「うん。ありがとう、政宗」

久しぶりに、和やかな空気が流れていた。

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