第27章 Tea Break 2杯目
信長様、失礼します。
「佐助か。これは珍客だな」
光秀さんとさえりさんの仲をよく許しましたね。そして一緒になってよくからかってましたね。
「さえりが誰を選ぼうが幸運を呼ぶ女であることに変わりはない。後は反応が面白いからな。光秀も含めてな」
成る程。ではエロエモが伸びなかった原因は何だと思われますか?
「えろえも、とは何だ」
きゃーエッチ! という時に評価するための絵です。
「よくわからんが……、完全に作者の力量不足のせいだろう」
ぐうの音も出ませんね。
「まあ敢えて言うのであれば、やたらおち、とやらをつけたがる癖のせいだろう」
オチですか。
「えろはえろで終わらせておけば良かったのではないのか。だからきゅん、が伸びるのだろう」
信長様の口から、きゅん……。
「おい、聞いているのか」
あ、すみません。アプリのエピローグでも、エロのあとのやり取りが好きなようで。
「では諦めるんだな」
そうですね。そもそも自己満足の変態世界にエモ評価をして頂けること自体が有難い訳ですしね。
「まったくだ。読んでもらっただけで感謝せねばな」
はい。本当に。
「それより佐助、暇なら歴史談義にでも付き合え」
良いですね。イケメン源氏伝もリリースされる事ですしね。
「は?」
いえ、こっちの話です。
「呑みながら語り明かすぞ」
はい。ではこれ以降はマニアックな世界なんでちょっとオフレコにしますね。
ああ、有意義な時間だった。
そろそろ春日山へ帰るとしよう。