第4章 捜査結果
次の休み、俺は警察に行く前に親父の事務所のサイドキックの元を訪ねた。
「なぁ、友夏って言う女の子について知らないか?年は俺と同じくらいで8年前俺の家に二回遊びに来てる。」
そう言って親父のサイドキックに友夏の写真を見せる
「すみません、私がこの事務所に所属する前の出来事ですので分かりかねます」
「そうか、すまなかった」
「いいえ、あ!あの人ならわかるかもしれません」
「あの人?」
「13年エンデヴァーのサイドキックを務めていたスカイヒーロー・ツバクロー!あの人ならいろいろ知っているかもしれません」
「今その人はどこに?」
「確か去年ベストジーニストの事務所に所属することになってここをやめたから、ベストジーニストのところかと思います。」
それを聞いて俺は分かった仕事中すまなかったと言い残し、ベストジーニストの事務所に向かった。
スカイヒーロー・ツバクローか…
確かに13年もいれば何か友夏に関する情報を知ってる可能性は高いな
ベストジーニストの事務所に向かう途中ツバメのように低空飛行をしたのちに歩道橋を登るお婆さんを向こう岸に渡しているヒーローを見つけた。
「ありがとうねぇ…ええと」
「私はスカイヒーロー・ツバクローです。お婆さんまたお困りの際は私を頼ってくださいね、すぐ駆けつけます。」
「まぁ、頼りになる娘さんね〜」
ツバクローだ。
名前からして男だと思っていた俺は少し拍子抜けした。