第4章 捜査結果
「また何か分かったら教えるね」
「あぁ。俺ももう少し調べてみる」
「にしてもこうやって人の身辺調査してると、警察ってすげえなってマジ思うぜ!俺らこの情報集めるのにかなり粘ったしな」
上鳴の苦労話に切島もそうだなと同意する。
「すまないな、こんなことさせて」
「良いってことよ!ヒーローとして戦闘はもちろん情報収集能力も必須だからな!任せろ」
切島の言葉が俺にとってとても心強かった。
その日はもう解散してまた各自新しい情報が手に入り次第情報交換しようと言う話になった。
俺は友夏が何者なのかをもう少し洗わないとな…
その為にはクソ親父にまた話を聞くのが手っ取り早いが
正直話したくねぇな…
けど、逃げてばかりもいられねぇ…
とりあえず次の休みに警察で友夏についていろいろ聞き出してみるか、雄英生だって言えば多少何か情報もらえるかも知れねぇしな…
それで大した情報でなければもう親父に聞くしかねぇ
でもこれは最終手段だ。
それまでの間は自分の足で調べ上げる。
緑谷達も調べてくれてるから、1人よりは効率がいい。
また新しい情報が出て友夏が無事だって事実が上がればいいんだがな