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審神者の品格(小話)

第1章 繋がる手(加州)











人の形になって初めての感情。

誰かと感情を分かち合えるってこんなにも心が弾むものだなんて知らなかった。






こんなにも胸が満たされるなんて知らなかったよ、主。







「改めて、私は。まだ分からないことも多いけどこれからよろしくね、加州」



にっこり微笑みながら手を出しすの手を少し見つめながら手を合わせる。



「しょーがないから世話してあげるよ。でも…」



そのままグイッとを引き寄せると、耳元にそっと囁く。






『…誰が来ても俺を一番愛さないと許さないからね?』








「へ?!かしゅ!?」




心底驚いた顔をした主が俺を見る。




「なーんてね!真っ赤になっちゃって可愛いなぁ主は!」





正直自分でもまだ自分を人のようには扱えないけど。





せっかく話せれるんだし、




俺の想いを伝えていきたい。




今度はしっかり守れるように。












「…さぁて!じゃあ行きますか!」




立ち上がって今度は俺から主に手を出す。




「なにボーッとしてんの?アンタも行けるように、こんのすけを説得しに行くんでしょ?」





刀の時じゃ握り返せなかった主の手。



これからは俺自身が主を守れる。




「うん!行こう!加州っ!」











だからずっと…










傍で守らせて。


















END.
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