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To kill or to be killed.

第1章 俺を愛して《観音坂 独歩》




「……えだ…」

「え?」

「…思って見ればそんな仕事も糞食らえだ。
元々俺の仕事じゃないのになんで
今押し付けられなきゃならねえんだよ」

「独歩」


私が彼の名を呼ぶと、我に返った様に
おどおどして私の顔を覗き込む。

麻天狼として、頂点を獲ったとしても
職場が変わるわけではない。

これ以上行きづらい環境にしてはいけない。

勿論彼も分かっているから行くのだ。


「じゃあ…行ってくるね…」

「うん、行ってらっしゃい」


無事に彼を見送り、それから携帯を見る。

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