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To kill or to be killed.

第1章 俺を愛して《観音坂 独歩》




「独歩」


そう言って、私は彼を抱きしめる。
すると、彼はグズグズと泣き始める。


何をしても上手くいかない。
そんな俺を嫌いにならないで欲しい。


そう言って泣くのだ。
嫌いになんてなるわけ無い。
今度は上手くいくよ。

泣いてる彼を抱きしめながら髪を撫でる。

髪、ふわふわ。

大好きな彼の髪の毛。


そして、目が煜るのだ。
その後私の首を噛む。

ガリっと歯が皮膚を擦る。

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