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花吹雪の様に。《ONE PIECE》

第4章 タイムリミット


「お〜い!買い物してきたぞ〜!こっち来てくれ〜!!」
この声はペンギンだろうか。

「みんなが帰ってきたわ!ロー、行こ!!」
私はドアの前でローを手招きする。

「…いや、俺はやりてェ仕事があるから少し部屋にいる。おめェはアイツらが買ってきた物を見てるといい。」

「そう…?分かったわ。」
そう言うと私はもう一度ローを振り返る。




―――おかしい。



何か違和感を感じる。
ローの身に何かが起きているような。




しかしその正体が何かは分からず、私はそのままみんなの元へ行った。



――――――――――――

「よし、飯も出来たな…。リン、キャプテン呼んできてくれ!」
「りょーかいっ!」

ローが今やっている仕事とはなんだろうか。
新しい医学の何かだろうか。


「ロー?入るよ〜」
部屋に入ると……


(ローが…寝てる…?)
あんなにいつも浅い眠りのローが寝ているなんて、何があったのだろうか。


違う。おかしい。何かが――――





どきん。







「ロー!ねえロー!?起きて!」
私は駆け寄ってローを揺れ動かす。
それなのに……

「ねえロー…?なんで起きないの?」

なに?
何が原因?
ただ寝てるだけじゃない。



「……これか…」
ローの手には赤いつぶつぶとしたものができていた。



あの時だ――――。




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