第1章 遅い体質
でも、前回はなんとか最下位を免れたはずッ…………
前回の最下位は二つ隣のクラスの…………えーと
青峰って人だったかな?
二回連続で、あの人最下位だったから
一応、先生のご指導から目を外されてたのにッ!!!!!!
「な………何かの間違いでは?」
「紛れもなく真実だ、認めろ」
嫌です嫌です嫌です嫌です!
きっと居残りさせられるじゃん!
帰ったらやることあるのに!(個人趣味)
「しかしなぜあの二勝の王者である人が最下位を免れた………?
まさか…………第三の目が首にあって後ろの答案をカンニングしたとか………」
「どうやら、部活仲間にスパルタで教わったらしいな」
「えぇーズルい…………」
「というわけで、今日は残れ
これからの方針をみっちり話し合おうか」
「ひぃッ!」
あぁ………先程たてた一週間目標はあっさりと失敗するらしいな………