第6章 後同行願います…
「オレは、何にでも上に立っていなくちゃいけない」
「上?」
上、といえばどういう上だ←
ちょっと目を泳がせて思考すると
赤司には見破られて、やめろと言うように足を蹴られた
「オレから完璧を差し引いたら、何になるんだろうな」
完璧なんて、この世の中存在するのかな
いや、しないだろう
だって、完璧なんてものがあったら世界って終わりじゃない?
「なにそれ」
「…問題」
なにそれ(二回目)
本当に意味わかんないんだけど………
「それって引き算てきな?」
赤司くんー完璧……
「答えは0、なにも残らないだろうね」
つまりは、1の完璧ってことか
赤司は完璧なんだ