第6章 後同行願います…
何度か試したけどいっこうに倒れる気配なし
銅像かよ動かないなんて………
「聞くけど、なにしてるの」
「何って、何?」
首だけこちらを向けて訊く赤司
「オレの肩をなぜ押すのかと聞いている」
「押し倒すため」←
「やめろ」←
拒否られました。
私は黒子くんがいないなか、赤司が何してるのか気になり
机を覗く
「赤司くんはなにしてるの?」
「部活」
………部活じゃわかんないし。
と思ったけど、赤司が部活って言うと
なんだか重要なことに聞こえるなんでだろうか…
それに、すっごく大変そうだし
私と黒子くんが国語やってる間に静かだよな…って思ってはいたけど
こういうことか…と納得