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【黒子のバスケ】変態女子に恋してすみません!!!

第3章 弱点


「………お………おぉ!





終わった?!」






「……思ったより貯まってたんですね…去年やった気がするページでしたけど…………」






「よし、よし、ありがとう黒子くん!





これで、お仕置き免れるよ!」





嬉しさに拳を振る異様な私の行動に、やれやれというふうに見ている黒子くん






それにしても、50分休みの中25分で終わらせるなんて神様ですかぁっ?!?!






「………卯月さん、こっち向いてください」





「ん、な……………」







もう、うざいくらいにはしゃいでた私に声かけた黒子くん、






呼ばれて向くと、口の中に何かを放り込まれる







「んっ?!?!」







一週間前に、赤司征十郎に口の中に指を入れられた経験が覚めない私は一瞬警戒するも







すぐ、口の中に入れられたものの正体に、感動してしまう





「た………卵?!?!」






「正確にはゆで卵です」






小さく切れられミニサイズの卵





しかもマヨネーズ付いてるよ!






「く………黒子くんあんたって………







まさに神様だよ!美味しい!」





「頑張ったご褒美ですよ






神様は大袈裟です」






いや、あんたは神様だよ………







この一週間お仕置きとご褒美いっぺんに体験したな





「だって、一度会っただけのひとに大事な卵あげるなんて………







将来詐欺に引っ掛からないようにしなよ?!」






「引っ掛かりません」






「うわあああん!神様ー!





ありがとうー!!!!」





「………飢えてたわけじゃ、あるまいし………







でも、このままだと卯月さんお昼食べなさそうだったので」






ちゃんと食べなきゃダメです、なんて………





オカンかっ!
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