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【黒子のバスケ】変態女子に恋してすみません!!!

第2章 完璧


「ふ………んぅ…」





突然押し込まれた指に、訳がわからず呆然と…………いや、焦っていると





にっこり笑った赤司くんは、私の顔を覗き込むように近づいた





「知ってるか?







口、唇、舌は、性器と同じく結末神経とかたくさんの感覚受容器が集まっているから






いわゆる、“性感帯”らしいよ?」






“性感帯”という言葉に、私は変態ながらに反応してしまう





ぴくっ、と動いた私を見逃すことのない彼は







更に、奥へと指を進める






待て!  






ドウシテコウナッタ?!?!






まさしく、今日出会ったばかりのかわいい男の子に






口に指突っ込まれてるなんて………






うわ、自分で言ったら(心の中で)余計恥ずかしくなってきた//////






「あ……かしくっ…ッ」






「ホント、変態だね。頭が悪い上に変態だなんて傑作だよ」






ふふ、と楽しそうに笑う赤司くんは、私の反応を見て満足そうだ







………確かに私は変態だ←





なにより男の子×男の子の恋愛なんておいしすぎる





世の中にたくさんの人がいて、私の理想を許せない人もいるだろうし、共感してくれる人もいるだろう






しかし、それは少なからず確率の低い出会いだ







というより私は、同性恋愛を“視姦”したいという気持ちの方が大きい






だからといってこういうことをしたいなんて思ってたわけじゃない






………かもしれないかも←






しかし、なんともまぁ






こんな私の記憶にもインプットされなかった





今日出会ったばかりのかわいい男の子、赤司征十郎___






彼は、会ったばかりの私に何考えて指突っ込んだかは知らないけど………






なぜか、先生の『逆らうな』という警告の余韻から







私の頭の中では、反抗心が芽生えた








そして






「ん!」




「______っ」






赤司くんに指を、ある程度抜いた力で








思いっきり噛みついた
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