第2章 淫猥な目覚め/朱桜司R18※※
司は、あんずが現在プロデュースしている企画に参加する一人だ。
進級し、新入生向けに企画したライブへの参加を頼み、快く快諾してくれた。
その彼が昨日、あんずに個人レッスンを頼んできたのだ。断るはずがない。
レッスンは遅くまで続き、司があんずを自宅まで送り届けたところまではいつも通りだった。
あんずの母が夕飯に誘い、弟がカードゲームに誘うまでは。
弟とすっかり意気投合した司は、遅くまでカードゲームに興じ、ついには弟が泊まって欲しいと懇願し始めたのだ。
司が断るか、母が許可しないと思ったが、そんなこともなく。
「庶民の生活は興味深いものがありますから」
あんずにだけ聞こえるように言うと、司はあんずの弟の部屋で寝ることになった
そう、弟の部屋で寝たのだ。なのに、何故か司が目の前にいる。
「お姉様、考え事ですか?感心しませんね……もっと集中してください」
「あ……っ!」
ゆっくりと司の顔が彼女の蜜部へと近づき、ちゅっと唇が押し当てられると、あんずは小さく声を漏らした。
「少し触れただけなのに、とってもcuteな声を出されるのですね。お姉様は私を煽っていらっしゃるのですか?」
司は不敵に笑うと、あんずが閉じようとした膝を大きく開き、顔を寄せると、淫らに零れる蜜を舐めとった。
濡れた舌が何度も蜜口を舐め、ゆっくりと蜜口へと挿し入れられていく。
淫猥な水音を立てながら、舌先が浅い場所を行き来し、あんず執拗な下腹部への愛撫で堪らず声が漏れた。
「や……そこ、ダメ……っ」
あんずは首を左右に振り、拒絶をする。けれど司は彼女の形ばかりの拒絶など意に介さないかのように、舌で、指で、あんずを責め立てていった。