第3章 あまのじゃく/朔間凛月R18夢※※
こんなことをしても、あんずを傷付けるだけなのに。
彼女の心には別の人がいるってわかっているのに。
心の中ではわかっているというのに、凛月はもう彼女への想いを止められなかった。
ここまできてしまったのだ。もう、引き返すことなど出来やしない。
凛月はあんずの耳に唇を寄せると、彼女の秘裂をゆるゆると擦る。
彼女のそこは熱く、凛月の指に絡みつくように濡れていく。
「ねえあんず……わかる?さっきからここ、どんどん厭らしい蜜があふれて止まらないよ」
「や……ち、違うっ」
「違わないよ。ほら……」
凛月は悪戯っ子のような笑みを浮かべると、秘裂をなぞっていた指を下着の中から引き抜く。
そして、あんずの蜜液で濡れた指先をあんずに見せつけた。
「や、あぁ……っ」
「ほらね、あんずのここは俺のせいでとろとろだよ?。それともなに?認めるのが怖い?じゃあ、わからせてあげる」
凛月はあんずの首筋を優しく喰むと、床に膝をつく。
そして、あんずの下着に指をひっかけ、すっと一気に足首まで下げた。
「ほら……違わない」
凛月はうっとりとした表情で、あんずの秘部を見つめた。
そして、ふっと頬を緩ませる。
「身体は正直だね。俺に見られてるからかな……ますます蜜が溢れてきてる」
「やだ、お願……っ、見ない、で……」
「だめ。俺で満たしてあげるって、さっき言ったでしょ?」
絶対、やめてなんかやらない。
あんずが息を呑むのと同時に、凛月は腿の内側に唇を寄せた。
それから、反対側にも。愛おしそうに口付けていきながら、だんだんと上の方へと昇っていく。
「んっ……ぁ、」
凛月の唇が彼女の秘部に触れた瞬間、あんずは甘い吐息を漏らす。
唇で触れるだけではなく、指先でもゆっくりと擦られ、あんずは体を震わせた。