第17章 憎むべき男
赤井「俺の協力者にすると言う手もあったんだが、それだと万が一に危険が及んだ場合に救出までに時間がかかる恐れがある。だから組織壊滅までの期間限定で特別潜入捜査官に任命することになった」
「そんな大役が私に勤まりますか?」
は不安そうに赤井をみつめる。
赤井「そんなに身構えなくていい。を守るためだけの肩書きだ。はが思う通りに動けばいい」
「はい」
は笑顔で頷く。
赤井「1つだけ約束して欲しいことがある。ミスティアとして動く時は必ず俺に連絡すること」
「必ず連絡します」
赤井「今夜はここで一緒に寝るか?」
赤井はタバコに火をつけた。
「え……」
は頬を赤らめる。
赤井「顔が赤いな。俺に抱かれるのでも想像したか?さっき沖矢の姿であんなに抱いてやったのにまだ足りないなんてはヤらしいんだな」
赤井はニヤニヤしながらタバコの煙を吐き出す。
「ち、違います!自分の部屋で寝ます!」
は頬を赤らめたまま自室に戻った。
赤井「いつまでもウブで可愛いなは。は俺が絶対に守ってやる!」