第3章 喫茶ポアロ
沖矢とコナンは工藤邸についた。
沖矢「話ってなんですか?さんとの時間を邪魔するくらいの内容なんでしょうね」
沖矢は作り笑顔全開でコナンを見る。
コナン「そのさんの事だよ。さんはどこまで知ってるの?」
子供らしい表情をやめたコナンが問いかける。
沖矢「その事ですか。さんは沖矢昴の彼女です。ですからそれ以上の事を彼女に話すつもりはありません。危険な事に巻き込みたくないですからね」
コナン「偽りの姿で付き合うなんてさんがかわいそうだよ。いつかは完全に赤井秀一に戻る日が来るんだよ」
沖矢「僕はいつでもこの姿になれるので問題はありませんが、その時はさんに全てを話しますよ。姿は偽りでも気持ちは偽りではありませんから。コナン君もいつかわかる日が来ますよ。恋愛で負った傷は恋愛でしか癒せないのです」
コナン「守れるの?奴等に正体がバレたらさん狙われるよ」
沖矢「それはコナン君も同じですよね」
沖矢は首のチョーカー型変声期のボタンを押した。
赤井「守って見せるさ。今度こそ絶対にな」
赤井は首のチョーカー型変声期のボタンを押した。
コナン「俺だって守るさ。だけどもし俺らの正体がバレた場合蘭よりさんの方が危険になる。何かあったらすぐに連絡して」
沖矢「ありがとうございます。頼りにしてますよ」