第7章 ノック疑惑再び
と安室を連れ去ったベルモットは廃工場に2人を連れてきた。
ジン「女はこの椅子に縛り付けておけ」
ジンは手下にロープを投げる。
ジン「バーボン、色々と嗅ぎ回ってたみたいだが何を調べていた」
ジンがバーボンに銃口を向ける。
バーボン「答えたくありませんね」
ジン「なら、この女がどうなってもいいんだな」
ジンはバーボンに向けていた銃口をに向ける。
バーボン「さんからストーカーの相談を受けて調べていただけですよ。まさか犯人が組織の人間だとは思いませんでしたが」
ジン「それだけじゃないだろ。キュラソー事件の時はキュラソーからのメールがあったから見逃してやったが、最近またあやしい動きをしているようだな」
ジンが銃口を再びバーボンに向ける。
バーボン「前にも言いましたが、僕はノックではありませんよ」
ジン「疑わしきは罰せよ。今こちらには人質かいるのを忘れたわけではないよな」
バーボン「その為にさんを連れてきたのか?」
バーボンがジンを睨み付ける。
ジン「この女にも聞きたいことはあるが、まずはお前からだバーボン。まずはこれを飲んで貰おうか」
ジンはバーボンに小瓶を投げる。
小瓶を受け取ったバーボンは小瓶を眺めている。
ジン「飲んでも死ぬことはない。飲まないと女が2度と歩けない体になるぞ」
ジンがの腰に銃を突き付ける。
バーボン「さんには手を出さないで貰えますか?」
バーボンは小瓶の中身を一気に飲み干した。
小瓶の中身を飲み干したバーボンは酷い脱力感に襲われ立っていられなくなり、その場に座り込んだ。
ジン「バーボンも女の隣に座らせて縛り付けておけ」
ジンは手下にロープを投げた。
バーボン「なるほど…。痺れ薬…だったんですね。それもかなり…強力な」
何とか話すことは出来るバーボンが息苦しそうに話す。
ジン「象でも痺れさせる事が出来る薬だ。人間だったら3日は指1本動かせない。殺すのは簡単だがこの今回の目的はバーボンを始末することではい。どんな手を使ってでも吐かせてやる」
ジンはバーボンの首に自白剤を注射した。