• テキストサイズ

【銀魂】鬼神姫は侍の国にいる【原作沿い】

第5章 夜兎の少女


「助けに来るなら最初っからついて来れば良かったのに、何なのよ」

「わけの分からない奴ネ…シャイボーイか?」


というか、剃られてる。頭だった奴パーマ剃られてる。容赦なく剃られてるよ、面白いんだけど。


「ジャンプ買いに行くついでに気になったからよ、死ななくて良かったね〜」

「僕たちの命は220円にも及ばないんですか!」
「うーわ、コイツまじ最低だわ。転職考えよう」

「いや、なんだ、その、頼もしい妹いるから?信じてたっつーか?お前らのこと見込んでたっつーか?」

「はいはい、下らない言い訳はいらないから一発殴らせろお前。あと頭丸刈りにさせろ」


ホント兄貴として最低だわ、ジャンプでぶん殴ろうかな。


「おっ電車きたぜ、早く行け。そして2度と戻って来るな災厄娘」

「お前言い方ってものがあるだろ」


コイツ一回ゴミバケツに詰めて線路の上落としてやろうか……。


「うん。そうしたいのは山々アルが、よく考えたら故郷に帰るためのお金持ってないネ」

「えっ?持ってないの?」

「うん、だからも少し地球残ってお金貯めたいアル。ということでお前の所でバイトさせてくれアル」


この言葉に私達万事屋一行は固まったし、銀に至っては衝撃のあまりジャンプ真っ二つに引き裂いてた。


そして当然の如く銀は拒否していたが、女の子が拳で銀の斜め後ろの壁を砕いた事に交渉成立。というか、もはや脅迫だよ。


まぁ、こうして万事屋にバイオレンスな新しいメンバーが加わったおかげでより一層賑やかになった。
/ 99ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp