第3章 ペットの扱いには気をつけなさい
幕府の中枢で実権を握っている天人…しかも暗部にて国の実権を握っている幕府暗部に存在してる天人もいる。
まぁ、要するに天人には逆らうなって事かな…
「既に幕府の中枢にまで上り詰めている天人がいる今、追い出すのは無理だから共生しろって言いたいわけね」
「嬢ちゃん話が早いな、まぁそういうことだ」
「共生ねぇ…んで、どうしろって?」
そうだよ、本題それだよ。
幕府の重鎮がこんな下町の何でも屋を頼るなんてきな臭いし怪しい…
「俺たちもあまり派手に動けん仕事でなぁ、幕府に公になると信用がおちかねん」
話によれば外交上の問題で国の未来を左右する危機を迎えているらしい。問題を抱えているのは今滞在している央国星の王子だという。
というか、それ以前に国が左右するレベルの危機を下町の何でも屋に持ち込むなよ、解決どころか悪化するぞ。
ぶっちゃけこっちも困るわ…