【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati
第14章 Blow-job and Heart-job ※
「サクラ・・・」
俺の方がお前よりもずっと長く生きてるというのに・・・
どうして、こんなにも圧倒させられるんだ。
愛おしくて、堪らない。
どうすればこの気持ちを抑えられるのか。
リヴァイは衝動的にサクラの唇を奪った。
自分の“匂い”がして興奮する。
「サクラ・・・もう一度してくれねぇか?」
「え?」
「嫌でなければでいいんだが・・・もう一度、咥えて欲しい」
硬さを取り戻しつつある陰茎に、サクラの手を持っていく。
「今度はどうすればいいか、ちゃんと教えるから・・・」
そっと握らせ、その手に自分の両手を重ねた。
「俺の感じる場所を、お前にも知って欲しい」
暴走する愛情を鎮められるのは、お前以外にはいない。
「はい、兵長・・・」
嬉しそうに微笑み、リヴァイ自身の先端にキスをする。
「すべて教えてください。一生懸命、覚えます」
自分に向けられた献身的な愛情に、普段は感情を表に出さない三白眼が切なげに揺れた。
溢れんばかりの感謝と愛情で、胸を一杯にしながらブーツとズボンを脱ぎ捨てる。
下半身を剥き出しにしてイスに座り直すと、サクラにシャツの前をはだけさせるよう促した。
「私も・・・ですか?」
まさかセックスをする気なのでは、と戸惑った顔をリヴァイに向ける。
「お前の胸が見えていた方が興奮する」
「そういうものですか・・・」
おずおずとボタンを外し、下着をずらすと可愛らしい乳首が露わになった。
今すぐにでも口に含み、舌で転がしたいが、グッと堪える。
「本当だ・・・また少し硬くなりました」
「だろ。股の間で胸を露出しながら俺を握ってるお前・・・良い眺めだ」
「やめてください、恥ずかしいです」
ちょっと拗ねたように見上げてくるサクラも、堪らないほど可愛い。
優しく髪を撫でてやると、安心したのか再び笑顔が戻った。