Personne importante【気象系BL】
第8章 第八章 chapter8
『3人とも……ちょっといい?』
おいらは3人を呼んでリビングにいった
わかっているのかなにも言わない3人
本当に子供になっても感が良いんだよね
おいらは3人をソファに座らせて自分は床に座った
3人は、おいらのことをまっすぐ見ていた
『まず……昨日はごめんなさい』
おいらは頭を下げた
なかなか顔をあげられないおいらに優しく小さな手が触れてきた
「そんなの…気にしてないよ」
顔をあげると松潤だった
普段あんまり話さない松潤だけど…必死に言葉を出していた
「そうですよ。それにそのくらい楽しかったんですもんね」
「楽しいのが一番だから!」
二ノも相葉ちゃんも優しく言ってくれた
おいらの目からは自然と涙がこぼれてた
たぶん…翔ちゃんからもその言葉が聞きたかったんだと思う
「智くん?」
『ん?』
松潤が泣いてるおいらの顔を覗き込んできた
「まだ、いってないことあるよね?」
『!?』
「そうですよ!まだなにか隠してます!」
「まーくんたちに全部話して!!」
おいらはすべてを話した
食事で美味しいオムライスを食べたこと
そのレシピを教えてもらったこと
釣具屋にいったこと
家の前で抱きしめられたこと
真ちゃんの気持ちはずっと知ってたこと
そして…
キスをされ、受け入れたこと