第8章 第八章 chapter8

おいらは一睡もできなかった…
朝になっても部屋から出ようなんて気が起きなかった
けど…
３人に謝らなきゃ
そう思っておいらは動き出した

とりあえず、朝食を作った
3人を起こしにいこうとしたら

『翔ちゃん…』

翔ちゃんが後ろでたってた

「起こしてくるよ」
『うん…』

ぎこちない会話
それを作ったのはおいら
だから…
謝りたいのに
謝れない…

翔ちゃんが3人を起こしてくれた

「智くーん！！」
相葉ちゃんが飛び付いてきた

「昨日はまってたんですよ！」
ぷんすか怒るニノ

「おかえり～」
俺の足にぎゅーってしてくれる松潤

でも…
いつもの流れはそこにはない
翔ちゃんは、もう座ってた

そのあとは5人でごはんを食べたけど
翔ちゃんが、おいらに話しかけることはなかった

朝食をとりおわり片付けをしてると

「智くん」
『！？…なに？』

翔ちゃんが話しかけてきた

「俺、この後出掛けるから」
『わかったよ…』

それで、会話は終わり

そのまま翔ちゃんは、出掛けてった
おいらはとりあえず、3人に謝ろうと思って
遊んでいるところに向かった