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Personne importante【気象系BL】

第9章 第九章 chapter9


帰ってきたら
家は静かだった
リビングにいっても誰もいなくて
隣の部屋を見ると4人がならんで寝てた
今日は早めの昼食だったみたい

俺は起こさないように扉を閉め
キッチンに向かった
そこにおいてあったのは

『オムライス』

俺が好きなもの
嬉しかった

でも、その横にあったのは
たぶんレシピ
智くんの字じゃない
どこかで見たことの字

あ、そっか病院だ

ということは、このオムライス…
俺のために作ったものじゃないんだ…
神崎さんと智くんの楽しかった思いでのオムライス

俺は気づいたら
ゴミ箱に捨ててた
そのまままた家を出た

ただ道をあるいてた途中で我にかえった

俺はなんてことをしたんだろ
怒りで自分がわからなくなる…
とりあえず、帰らなきゃ

でも、捨てたことは何て言えば言い?
何て言えば伝わる?
わからない
俺は智くんに何を言えば良いんだ

悩んでいたらいつの間にか時間後たってた
日も傾きだし
俺はやっと重い腰を上げて家に向かった

『智くんに謝らなきゃ』

ただその一心だった

でも、帰ってから
俺は、取り返しのつかないことをしたんだと感じた

家にの前につくと鳴き声が聞こえた
3人が泣いてる!
そう思ってすぐに家にはいった

リビングにいたのは3人だけ…
智くんがいなかった…



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