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Personne importante【気象系BL】

第4章 第四章 chapter4


いくら時間がたっても智くんは出てこなかった…

「ねぇねぇ!翔ちゃん!!」
『ん?』
「智くん…どこ?」
『お部屋だよ?』
「なんで出てこないんですか?」
『お仕事だよ』

そろそろきつくなってきたな
相葉ちゃんはずっと、ねぇねぇ!って言うし
松潤はずっと部屋を見てるし
ニノもゲームしてるけどずっとゲームオーバーになってる

なにかきっかけないかな…

そう思ったら智くんの分のご飯が見えた
あれを持ってけば…

『おーい、ニノー』
「なんですか?」
『レンジ使える?』
「使えるに決まってます!!」
『じゃあ、智くんのご飯温めてもらってもいい?』
「はい!!」

そう話してると相葉ちゃんと松潤もトコトコと俺のとこに来た

「ご飯どうするの…?」
『智くんに持っていってあげようと思ってね』
「まーくんもいく!!」
『あぁ、3人でいこ』
「できましたよ~!」

ちょうどいいくらいに終わったみたい

『よし!いくか!』
「「「はーい!!」」」

泣いてないといいな…
智くんの涙はできれば見たくない
嬉し涙は別だけど
今まで感情を露に出すことなんて早々なかったからかな…
体が固まるんだ…
君の涙を見ると…

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