Personne importante【気象系BL】
第4章 第四章 chapter4
いつの間にか寝てた
優しく揺すられたからてっきり、ゆりだと思ったんだ…
でも、いきなり背中に痛みが走った
急いで起きたらそこには、ゆりじゃなかった
智くんだった…
いまにも泣き出しそうな顔をする智くん
『…智くん、泣いてるの?』
「違う…」
そういって部屋にいってしまった…
聞いた自分に激しく後悔した…
俺はこんなにバカだったのか…
そんなこと考えてたら横で寝てた三人が起きてきた
「おなかすいたー」
「zzz」
「ごはんですか?」
無邪気にそう言う3人
とりあえず、ご飯食べさせなきゃな。
俺は智くんが用意してくれたテーブルに3人を座らせた
「翔ちゃん、智くん呼ばないの?」
『あ、智くん先に食べてだって』
「お部屋ですか?」
『うん、やらなきゃいけないことあるみたいで』
「zzz」
『ほら、松潤おきて!』
とりあえずなんとか3人を食べさせることができた
智くんが作った料理
こんなちゃんと食べることがなかったな…
小さい子でも食べやすいように小さく切ってて骨もとってある
俺のまでって…(笑)
味もすごく美味しくて
こんなに気を使った料理は初めて食べた
わからない…なんで泣きそうになったかが…
でも、俺のせいかな…