Personne importante【気象系BL】
第3章 第三章 chapter3
「翔ちゃんごはんできたよ」
おいらは優しく揺すった
それがダメだったかな…
もっと強くやればよかった…
「ゆり…もうちょい寝かせて…」
翔ちゃんの彼女さんの名前
バシッ!
気づいたらおいら…
翔ちゃんの背中思いっきり叩いてた
「いって!!」
勢いよく起き上がった翔ちゃん
ねぇ、おいらはどんな顔してた?
「…智くん?泣いてんの?」
『違う…』
急いでおいらは部屋にいった
わかってたのに
わかってたことだったのに
なんで!?
なんで…こんな感情産まれちゃったんだろ
もうやだよ…
こんなの!全部なくなればいいのに…
あれからどのくらい経っただろう。
4人ともちゃんと食べたかな?
コンコンッ
扉開けないのは、駄目だよね
ガチャ
扉を開けたら4人がいた
「智くん、ご飯食べよ」
「暖め直しましたよ」
「ご飯美味しかった!!」
「ありがと…」
今までの気持ちが吹っ飛ぶくらい
癒されるね
4人のためにも早く整理しよ