第8章 わたしの休日
『あのですね、明後日友達の家に遊びに行くことになりました。』
すると安室さんは少し訝しげな目をわたしに向けて言った。
安室「それは、どなたの家ですか?」
『た、ただの友達の家ですよ!』
安室「へぇ〜そうですか…」
安室さんはまだ疑わしげな顔をしていたが、まあ無視しよう。
『あの、もう帰りますね?』
安室「おや、もう帰られるんですか?」
『この後スーパーに行く予定なので…』
安室「ちゃんと自炊されてるんですね〜今度食べてみたいです、貴方の手料理。」
『安室さんみたいに料理上手じゃないので、止めといた方がいいですよ!』
料理は人並みに出来るが、安室さんのハイクオな料理に比べたら足元にも及ばない。止めた方がいいぞ!安室さん!