第6章 探偵たちの夜想曲Ⅰ
安室「そうだったんですね!もう元気になったようで安心しました。」
渚「……何でこんなイケメンと知り合いだったって言わなかったの?」
『別に黙ってたわけではないんだけど……っていうかも、もう帰ろう?』
ガタッ……!……ゴトッ!
席を慌てて立った拍子でコップが傾き中の水をスカートにぶちまけてしまった。
蘭「……!しずく先輩大丈夫ですか!?」
『あ、う、うん大丈夫!大丈夫だから!』
コナン「でもしずくさん結構濡れちゃってるよ?」
蘭「私の家近いので服貸しましょうか?」
『え?いやいやいや、全然大丈夫だから!』
安室「また風邪引いてしまいますよ?」
どうしよう……。関わってはいけない所まで来てしまった気がする。でも変に断ったら怪しいし、というか皆そんな目で見ないで!
断りずらい!
『わ、分かりました…蘭ちゃん服借りるね?』
結局皆の瞳に負け、蘭ちゃんに服を借りることにした。