第13章 バカじゃ勝てないらしい
こうして、勉強合宿ははじまった。
『ん~~~~~、わかんないーーーーっ!!』
伊月「大丈夫だって、基礎からゆっくりやろう。なっ」
伊月先輩は数学が得意らしく、優しく教えてくれる。
『・・・ここって、代入して・・・3?』
伊月「っ!そうそう!だいぶ慣れてきたなっえらい!!」
こうやって褒めてくれるのが嬉しくて、だんだんと数学もわかってきた。
火神「だぁーーーー、もうわけわかんねーー!!」
日向「うっせーー!集中しろっ!!!」
うん・・・スパルタお疲れ様です・・・。
2日間頑張ったみたいだが、国語だけはどーにもならなかつたようだ。
『でも、4択のマークシートだから、勘で頑張れっ!!』
黒子「どうしてもダメだったら、これを。」
そう言ってテツヤの手を見れば、なつかしいものが。
『あっ!!緑間真太郎のお手製えんぴつだ!!これ、怖いくらい当たるからねー。』
火神「いるかっ!!!!」
そしてついに、テスト当日がやってきたーーー。