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【黒子のバスケ】キセキと私。

第22章 ストバスでの再会




むっ君がこっちへ近づいてきた。


紫原「ちん。やっぱ赤ちんの言う通りだった。絶対にちんはバスケをしに戻ってくるって。」


『・・・そう。』


紫原「ま、戻ってくる場所はちょっと違ったみたいだけどね~。」


『え?』


それってどういう意味かと聞く前に、私の頭をぽんぽんとしてテツヤのほうへと歩いていった。


紫原「じゃーねー、黒ちん。」


黒子「紫原君。・・・今でもやっぱりバスケはつまらないですか?」


紫原「その話、これ以上するならヒネリ潰すよ、黒ちんでも。」


『っ!!(やっぱり、むっ君は今でも・・・)』


こうして、ウィンターカップで再会し、今度こそ決着をつけると約束した。



*******


『うひゃーちょー濡れたー!』


降旗「ほんとだよ!まさかあんな悪天候になるなんて!」


『ねーー!』


黒子「・・・・。」


あーーテツヤの目線が痛いー!!
やっぱ私が変なの気付いてるよねー。


火神「あっ、監督からメール。今から体育館こいって。」


『・・・ごめん!私これから予定あって、リコ先輩には言っとくから!お先!!』


私はその場から逃げるように口実を作った。


火神「なっおい!!・・・あいつ、なんかおかしくねーか?赤なんちゃらってやつの話が出てからよ。」


黒子「・・・火神君のくせになかなかするどいですね。」


火神「くせにってなんだよ!!つーか、やっぱそいつが関係あるのかよ。」


黒子「僕からは・・・何もいえません。さっ僕らもさっさと向かいましょう。」


火神「・・・・。」



私が走って家まで向かっているとき、カバンの中で携帯が鳴っていた。



  着信 ー 赤司君


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